【夏ドラマ視聴率】山田涼介『ビリオン×スクール』2%台、記録的な低視聴率の可能性も

原作は、医師で小説家の海堂尊氏による『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』(ともに講談社文庫)であり、前作『ブラックペアン』の原作となった『ブラックペアン1988』(同)と合わせて“バブル3部作”と呼ばれている。
7月21日に放送された第3話では、狭心症と認知症を患った生活保護受給者でもある患者・年子(正司花江)の手術について、世良(竹内涼真)が“天城(二宮)の高度な技術が必要”と判断。そこで天城に相談するも、早々に断られてしまう……といった展開が描かれた。
「第3話の世帯平均視聴率は11.1%で、個人は6.6%を記録。同ドラマは初回から11%台をキープしており、放送中の民放夏ドラマの中では独走状態です。第3話は、裏番組のフジテレビ系大型特番『27時間テレビ』が番組終盤(午後6時30分~9時54分)で世帯9.7%、個人6.9%の高視聴率を叩き出しましたが、それでも『ブラックペアン2』が大きくダウンすることはありませんでした」(テレビ誌記者)
『ビリオン×スクール』、『親愛なる僕へ殺意をこめて』下回る可能性
一方、『ブラックペアン2』と同じく22日に視聴率が発表された『ビリオン×スクール』は不調が目立っている。
同ドラマは、財閥系企業のCEOで天才発明家でもある加賀美零(山田)が、身分を隠して私立絵都学園3年0組の担任教師となる学園コメディー。
山田のほかにも、木南晴夏、志田未来、神木隆之介、安達祐実、水野美紀、市村正親など名優ぞろいであり、ネット上では「笑えて面白い! キャストも絶妙」「山田涼介と木南晴夏の掛け合いが最高!」と賛辞も散見されるが……。
「19日放送の第3話は世帯2.7%、個人1.4%を記録。第2話の世帯4.0%からダウンしてしまいました。同局の山田主演ドラマといえば、22年10月期の『親愛なる僕へ殺意をこめて』の第8話が世帯2.5%という記録的な低視聴率を記録。『ビリオン×スクール』が今後さらに落ち込めば、これを下回る可能性もあります」(同)
二宮と山田といえば、人気YouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」で共演していることで知られるが、それぞれの主演作では明暗が分かれてしまったようだ。